さかさま


春日通りの人波の中
ふらふらと自転車を走らせる人
自転車レーンが見えぬのか
歩道我が物顔で行く

ぶつかりそうに為って居るのに
止まらない止まらぬと何様気取り
挙句の果てにチリチリと
自分自分の我が道

人の流れは澱む事有り
臨機応変対処をして行く
押して駄目なら引けば良いのに
其れさえ解る人も居ない

例えば君が待てば
少しでも余裕を持てば
要らぬ角も立たない
廻り廻れば自分の得

自分は何かに乗ってると
其の何か貴方方把握してるの?
車両の類の自転車よ
其れも知らずに漕ぎ出づる

歩行を助ける道具だと
何と無く歩行者の延長線と
だから邪魔だよお前が退けよ
言って無いけど同じ事

歩道上では自分が上と
逆と言う事解りさえしない
退いて呉れるのだろうのだろう
他人当てにして当て逃げか

例えば此処で事故ると
悪いは君の方だと
逃れる術さえ無い
廻り廻れば自分の損

勝手知った我が道と振り向かず
誰も彼も走り去って
前は良し曲がり角徐行確認


本歌
さだまさし
「まほろば」


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