昔抱いてた情なんてもんは何やかんやに潰されて原型も無くなった
キラキラ輝く子供等の目も大人に為れば薄汚れて澱んで焦点も定まらず
失敗を恐れて夢見る事出来ずに居るだけだった
忖度為るのにも慣れてしまったよ
誰も彼もと勝手に期待してんだ
此の世と言う柵に縛られて僕は今日も狂う
一体僕は何なんだ
莫迦と解らず人間は傲慢な化け物と化す
一体僕は何に成りたいんだ
解らないのに 解らないのに
生きてくの? 此の世
毎日スクランブル交差点で人に打つからない様神経を張り詰めて居るけど
終いには張り詰める事から逃げられなくなって落ちてく免疫力
爺婆等は一様に口を揃えて僕等に言う
「最近の若い者は成ってない」と
それじゃあ お願いです 僕等の模範に為って呉れますか?
さあ皆の見本に為って呉れませんか?
独り言の様に擦れ違い様に何を宣う
気が触れた現代人
「其れでも皆色色だから」と作った笑顔で言う 良く出来た社会人
何れが本当の標準は? 善と悪をも振れて逝く
逃れたいの人等から 窮屈過ぎる此の世で 冷たく成りたい
大人達も子供達も僕も何処か皆空っぽ 行き過ぎ飽和状態
其れでも何かに縋って僕は今日も此処で生きてる 終わらせよう何も彼も
何でも有るけど 情け無い世か 明らかに 終末
本歌
臼井嗣人
「渋谷零時五十二分」